股関節症は進行性の病気です。
一時的に痛みがおさまっても治ったわけではなく、加齢と共に重くなってくるのが普通です。
早期発見のためにも手遅れにならないためにも専門医の診察を受け、
ご自分のライフスタイルをよく考えて治療方法を決めましょう。
誰かの価値観ではなく、自分の生き方、将来をイメージして決めることが大切です。
病院選びは、まず専門医のいる病院に受診して判断してください。
一時的に痛みがおさまっても治ったわけではなく、加齢と共に重くなってくるのが普通です。そのためには信頼できる主治医をもつことが大切ですが、今自分にとって信頼できる医師や病院を探すことは、なかなか容易ではありません。それは専門医のいる病院の情報が一般に公開されていないことや「信頼できる医師」のイメージには個人差が大きいなどがあります。
股関節症は進行性の病気です。病院選びは他人の成功話だけではなく自分にあった医師か、あなた自身が積極的にかかわって自分で見つけることが必要です。成りたい自分で生きるために。
受診に先だって医師の説明が理解できる程度の病気の基礎知識について勉強しておきましょう。
股関節の痛みは、腰痛や腿、膝の痛みとして現れることもあるので、受診の際、自分の病状を説明し、医師に正しく理解してもらうことが大切です。
1,《症状をきちんと伝える》:痛み始めた年齢、・どの部分が・どんな時に、・どんなふうに痛むのか、・痛みの程度や・時間など…メモを用意しておくと言い忘れをなくす。
2,《医師の説明を聞き逃さない》:聞きなれない言葉や緊張から、あとで思い出せないなんてことはよくあること、医師からの治療方法などの説明を聞き逃さないために分からないことは確認してメモをとり、後で調べましょう。
3,《手術を勧められた場合》:混乱して説明を聞く余裕もなくなるのが普通です。気を取り直して、手術の方法、する場合のメリット、デメリット、社会復帰までの期間、手術をしなかった場合どのようになるのかを納得できるように説明してもらいましょう。家族に病気を理解してもらうために、同席してもらうこともよいと思います。手術をするかどうかはその場で結論を出さないで検討する時間を持ちましょう。
4,《手術のリスクを知る》:股関節症の手術は、決して簡単なものではなく、その後の生活にいろいろな影響があります。納得がいくまで情報を集めて、判断することが大切です。その場合、ほかの医師の意見を聞いたり、同じ手術を体験した人から話しを聞くことが役に立ちます。
5,《決めるのは、あなた自身です》:手術は信頼できる医療機関で受ける事が大切です。医師との間で十分な信頼関係ができた上で実際に手術を受けるかどうかは自分で判断することです。
《手術をせずに経過観察を勧められた場合》は、医師の指導に従って定期的に診察を受けて、自己管理に努めましょう。40代以下の方は関節温存手術が出来るかを確認してみることも一案です。
服薬を勧められた場合、アレルギーの有無や現在服薬中の薬などについて、報告しましょう。その薬の名前、服用する目的、服用する期間、症状がなくなったときは中止してよいか、予想される副作用などについて説明してもらいましょう。
レントゲン写真を撮った時、写真のコピーを作ってもらい手元に保管しておくことをお勧めします。病気の経過を調べたり他の病院に受診する時、役に立ちます。
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